2006年 09月 27日
これは、僕にもあり、またウチの学校の先生もそうであり、また多くのデザイナーと呼ばれる人種もそうであろうと思われる癖を明示したい それは 「人の話を正しく理解しようとしない」 本を読んでもそう、プレゼンを聞いてもそう。 全く相手の言うことを正しく理解しようとせず、自分の理解していることを当てはめて理解しようとするのである。 つまり人の話を聞いて、勝手にデザイナーは自分の持っている「イメージ」で理解しようとするのだ 僕は良く、H先生に叱られる 「おまえはホントに進歩がないな...」という顔をされる 本を読んで、自分で理解したつもりでも自分の想像で理解をしているからだ。 作者のことなんか、考えてもいないかもしれない いや考えてはいるのだ 考えているけれど、自分の理解しやすい理解を自分の中で構築してしまうのだ。 それは作者の主張する、「正しい理解」とはいえない ウチの先生方も同じだ。 やはり良くないね、人の話を聞かないのは..... #
by Guild_HALL
| 2006-09-27 01:46
| デザインの姿勢
2006年 09月 25日
前回、僕は空想・想像先行型デザイナー像に対し、観察・再構築型デザイナーを提案した。 その理由を、今日はつぶやこう 現在、僕のクライアントの多くのメーカーは、生産を海外に持っている。 国内から海外へと移した結果だ。 その状態は、限られた僕のおつきあいしているメーカーだけでなく、多くの日本のメーカーがそうであろう。 さらに私の周りの多くは、生産だけでなく設計の一部も移し始めている。 もう少し詳しくいえば、ソフトウェア開発である。 つまり、国内メーカー製の家電製品、電子機器(多くはAV機器であるが)の企画部分以外は、海外に移管されつつある。 そう、デザインですらもである。 そうしないと、近年の低価格化と商品サイクルはコストに対し、もうけが少ないのである。 (携帯電話の開発メーカの多くは、共同開発するスタイルを取り始めましたね) 海外のデザイナー、欧米ではなく特にアジア圏の工業デザイナーはすばらしい。 うかうかしていられない。 そう、デザインもグローバル化し、国際価格競争にはいるのである。 そのような時代に生き残る方法は、「ローカライズ」だと考える。 つまり、その土地独自のデザインである。 日本に住んでいることを最大メリットとしてデザインしなければならない。 しかも、ただ表層的な「和風」を模してデザインするのではなく、生活に密着したデザインが必要だと考える。 それならば、にわかに日本に来た海外デザイナーがわかった顔をして、デザイン提案する以上のものを提案すればよいのだ。 それが、僕の考える「観察・再構築型デザイナー」である そう、まずは「観察・再構築型デザイナー」を増やして切磋琢磨していきたい。 #
by Guild_HALL
| 2006-09-25 09:04
| デザインの姿勢
2006年 09月 24日
僕が考える21世紀デザイナーについてつぶやいてみる 一般にデザイナーという存在は、 ・デザイナーの頭の中で空想し ・デザインする対象物の理想像、あるべき姿を創造し、 ・それはどういった物かと、スケッチやモデルを作って説明し ・検証や実験をしながら、対象物を美しく仕上げて ・ユーザへとデビューしていく ということをする人だ。 その空想や、創造に独創性、新規性を求められる 僕はそれだけでは駄目なのではないかと考えている これからは ・デザインされた対象物と人とのインタラクションを観察し、 ・そこにおける意味を考察し ・その意味を元に対象物を再構築し、 ・その際構築物を実際にデザイナー自らが体験し、検証しながら、対象物を美しく仕上げて ・ユーザへとデビューしていく ということをする人だ。 今では、ユーザーセンタードデザインや人間中心設計、などと言う言葉も使われているが、それはあくまでもデザイナーや開発技術者視点でしかない。 結局のところ、使う人にとっての現場で行われている意味までは観察されず、操作のながれのみにとどまっているのだ なぜそれが21世紀型デザイナー像を僕は考えているか? 次回に期待して欲しい。 #
by Guild_HALL
| 2006-09-24 01:17
| デザインの姿勢
2006年 09月 04日
世間的には、わかりやすいから僕の愛する女性は、奥さんと呼べるし、恋人と呼べる。 しかし僕にとっては人生のパートナーである いろいろ紆余曲折した結果、そう呼ぶことにした。 愛したり、恋したり、それだけじゃないから。 生きていく上で大切な存在だと考えているから。 生きていく上で大切な存在であること。これが僕にとっては一番大事。 結婚は生活であったり、現実であったり、苦しいことも悲しいことも、うれしいことも楽しいことも、いろいろ含まれている。 だからこそ生活を一緒にするというのは、恋心や愛情を相手にぶつけたり、楽しみを分かち合う存在、苦しみを分かち合う存在だけではないものだ。 いつまでも恋人のような恋心だけではすまないものだ。 だからこそ、生きていくのに大切なのは、愛することであり、恋することであり、お互いがそういった存在であること。 存在・ありかたこそが大事なんだと思う。 それが尊敬・尊重すると言うことなのではないだろうか? #
by Guild_HALL
| 2006-09-04 22:48
| 処世術?
2006年 09月 01日
先日テレビで2週に渡って、女優(?タレント?)の波瀾万丈をテーマに、半生をドラマにしていた番組を見た。 あらすじはこうだ ・妊娠中は気をつけていたにもかかわらず、重度のアレルギーを持ったお子さんが生まれた ・夫からは子育てを助けてもらえず、アレルギーで苦しむ子供と4年間闘った。 ・その後、家庭の事情からくるストレスで、ご自身は顔面麻痺 ・奇跡的に回復し、ストレスの原因となったいた結婚を解消 ・その後再婚し、それもつかの間、夫が椎間板ヘルニアになり、看病の生活が続く ・また奇跡的に回復し、現在に至る かなり省略したあらすじだから、ドラマ的には伝わらない内容だが、演出されていないだろう部分を抜き出すとこうなる。 奇跡的にいくつかの運が重なり、病気を克服していった まずは子供、次に自分、そして夫。 僕は「自分だけの力で生きているんじゃないんだ」ということを、再認識した 重い病にかかりながら何とか克服したのも、お医者さんや周りの人々の力添えがあったからだろう。 もちろん克服してやるぞという信念も必要だ その信念があったからこそ、周りもそのオーラ(?)のような力に動かされたんだと思う 克服するぞという信念と、周りの人々への感謝。 これを常に忘れちゃ行けないなと感じた。 #
by Guild_HALL
| 2006-09-01 02:11
| 処世術?
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