先日テレビで契約社員がなかなか正社員になれないという話を放映していた
確かに後輩も再就職には苦労をしている
やる気があるのだが、自分の思うようには就職できないでいる
テレビの方は、勤めていた会社を辞め、ドイツへ留学、通訳士の資格を自費で取り、日本でその資格を生かした仕事に就きたいと思っている。
しかし、正社員になれず、また自分の能力を生かし切れていないことに不満がある。
または能力を生かしてくれない社会に問題があるというのだ
そして表題の「何か悪いことしたのか?」という発言が出てくるのだ。
おいおい、待ってくれよ。
自分の都合で勝手にやめておいて、それはないだろう。
いまの会社社会が、あなたの能力を認めていないんじゃなくて、需要が少ないんじゃないのか?
それは倍率のすごく高い世界であり、おいそれとは職に就けないモノなんじゃないのか?
僕らクリエーターと呼ばれている人は皆同じだ。
本人がなりたいからとか、本人が良いと思っていても、他人がそれを認めてくれなければ職にはありつけない。
そして無ければ自分でそのジャンルを確立しなくちゃ行けない。
誰かが作ったわっかの中に入ろうとするなら、そのわっかに自分を適合させなくちゃ行けない。
年齢も30歳近くになったら、それくらい気づいて欲しい。
そうなる前に親も何とか言えと言いたい。
自分の道は自分で切り開く。
人のセイや社会のセイにしてはいけない。
その自分の道を提案して、受け入れられるからこそ食べていけるんだ。
それを忘れちゃ行けない。