むかーし、キャバーンクラブと言うところにチャック近藤率いる、「レディー・バグ」というビートルズのコピーバンドが活躍していた。
何のイベントかもう記憶にないが、「ビートルズの全レコード踏破」ということで、毎週違うアルバムを全曲演奏してくれた。
(ただそれだけのイベントだったかもしれないが)
もちろんそこのステージでレギュラーで出演している以上、レパートリーはある。
でもね、ちょっとやそっとじゃぁ、覚えられないと思うんだよね。
連日ステージに立って、通常の営業しながらでは...
それで毎週、各ステージで拍手喝采の中、チャック氏は一言。
「プロですから.....」
う〜ん。さりげなさが悔しかった。
僕もプロになりたいと思った。
でもね学生諸君はそれを目指しても良いが、今はできないんだと言うことを良く理解して欲しい。
新人というのは、ミスするから新人なのであって、そのミスを繰り返さない事が重要。
学生というのは、ミスをすることすらできないのが学生だから。
1を聞いて100の未知があることを知る
1を行って100の未知を体験する
そんなことの繰り返しだから。
なにがミスかも知らないでしょ?
今までは、高校、大学と、ある程度学業としての目標が明確だったわけで(たとえばテストで100点を取るとか)、社会人になると(近づくと)、とたんに不明確になっていく。
達成目標がなくなったような気がして、不安になる。
さらに夢のような「かっこいい目標」を作り上げて、うまくいかないことに不安になる。
今まで言われてきたことをやってきただけに、不安になる。
今まで通りで良いから、ちょっと・ちょっと。
あまり自分で不可を背負わないように、気をつけて。
え?私ですか?
そんなに過度の期待を持たないでといいたいのですが
「プロですから....」