デザインのつぶやき

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2012年 04月 27日

デザインセンスを磨く方法 -2-

以前
も記してみたことだが、デザインセンスについて記してみる

デザインセンスとは何か?
・関心事の集合
・意識

これを鍛えるには、もう一段階下がることが必要だと感じた
つまり学校で僕が教えていたように「記して、残す」こと

僕の大学時代には、ロゴタイプの授業でこんな事を先生から教わった
「ノートを一冊用意する。そのノートの左側に「悪いと感じたロゴタイプ50個」右側に「良いと感じたロゴタイプ50個」を雑誌や新聞から切り抜いて貼り付ける。それを毎日続けて行くこと。」

見て集めて体で覚えていくことなんだな

最近気づいたのは、センスというのは「ボキャブラリーなんだ」ということ
赤ん坊の頃は「あー」しか言えなかったのが、ボキャブラリーが増えていろいろな単語を使い分けるようになる。
これと同じように良いと感じたデザイン、事柄、あれやこれやを形容詞や形容動詞など「簡素な単語」でノートに記してみる
意外と言葉が出てこないことに愕然とするはずだ。
しかしこれを繰り返していくと、言葉が増えていく。

こうやってセンスは磨かれていくと思う
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by Guild_HALL | 2012-04-27 10:24 | デザイン
2012年 04月 25日

Facebookと個人情報

2006年の大学院研究で「人はどのように自分の環境と関わっているか?」を軸に、デザインの対象を金銭出納帳にしてみた。
簡単に説明すると、現在はお金と品物を問い変えたときに記録するものを金銭出納帳と呼んでいるが、本提案では「欲しい」「気になった」ときにも商品情報を、PDAのようなパーソナルデバイスに蓄積し、かわりに「こんな私がこの商品に気を止めた」という個人情報を店側に渡すという、情報交換もこの金銭出納帳に記録してはどうかという内容だ。
この「欲しい」「気になった」ものを集めてみると、自分のお気に入り環境となりそれが、自分で編集した第二次周辺環境といえるだろうという結論

それからおよそ7年が経ち、iPhoneやFacebook、Evernoteも台頭し、僕の研究も実現可能の世界になった。
いざFacebookを使い、友人のつぶやきにあるアプリのリンクをクリックすると「Facebookの情報を送りますか?」と出てくる。
こうやって情報の交換(全く新しい金銭ではない購買活動)が起こるんだなぁと再認識する次第。

あのころ大学で作り出した学部生のアイデアも今ではずいぶん実現可能だったり、既に実現していたり、時代を先取りした教育だったと思う今日この頃である
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by GUILD_HALL | 2012-04-25 11:30 | デザイン
2012年 04月 23日

デザインの種類−起業的デザインと継承的デザイン

ずいぶんと久しぶりの更新
製造というか(世の人はそれを作品と言うが。。。。。)なんていうのか……
言いたいことの要点はクライアントからの依頼を受けて何か自分で創作して納品する活動から離れていて、違う活動の方が(負け惜しみではなく)おもしろくなってきて、製造に関するデザインのつぶやきのネタが自分にとって身近ではなくなってしまったため、このブログに向き合わなくなってしまった
そんなところ。

とはいえ、視点はこれから製造的デザインな視点は思いついたら記していくけれど、おもしろくなってきた方の活動について記す方が多いよーということは今のうちにお断りしておく。

僕が飛び込んだActivity baced Design というのは、2003年のことで早9年になろうとしている。
僕の生活はその当時、まさに製造的なデザイン真っ盛りだった。
しかしながらいずれくる過当競争を含むこの分野を脱却するべく新しい天地を求めて大学院へ飛び込んだ。
ユーザーターゲット、開発意図、納期、デビューといった開発期間の中でいかに使いやすく、わかりやすく、親しみやすいデザインを行うかが課題ではあった。
つまり合目的に開発は進められ、デザインはあくまでも目的を達成する手法であった。

Activity baced Design は、合目的とは正反対に、ユーザーの活動を通して人と物との関わりをデザインしていく。
違う使い方をしている場合、事業戦略とはかけ離れてものが見えてしまう。
新しいコンセプトを作るには良いが、既存の製品を新しくリニューアルするにはあまり向いていない。
iPhoneのような新規的なものを作るには適している

そこで今日のタイトルのような「起業的デザインと継承的デザイン」という言葉が思いついた次第
従来の多くのデザイン活動は「継承的デザイン」に該当する
ポスターでも、プロダクトでも。
誰かが作ったレールの上で何かを再構築し、プロデュース、プロモーションしていく。
だからレールに沿っていくように合目的なのだ。
対する「起業的デザイン」は、活動の中の意味をくみ取り再構成し、新しい意味あるものをデザインすることで新しい業態を作る可能性がある。

やっぱりおもろい。
そしてこのおもしろさは、やった人しかわからない。
だってマニュアル化できないから。
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by GUILD_HALL | 2012-04-23 09:36 | デザイン