デザインのつぶやき

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2010年 07月 26日

変えるデザイン。残すデザイン。

神社仏閣も時代の流れによって、立て替えが起こる。
木造から鉄筋コンクリートへ。
第三者的には、郷愁が失われて、ありがたみも減って、どこでも同じように思えてしまうと言う罰当たり的な体験もある

僕が住んでいるところは、本郷も近く、幸いなことに戦争で焼けなかった家が数多い
昭和初期の家並み、路地が残っていたりする。
ある意味、アミューズメントパーク的な体験が味わえる
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さて、この写真のお店は取り壊しはしないが、現在改装中である。

どう変わるかとか、住んでいる人の立場もある故、ここでは良いか悪いかと言う扱い方はしない

どう扱いたいかというと、どう未来をデザインするか?と言う風にテーマを扱いたい。
そもそもデザインという物は商業的な側面と美的な側面を持つ
もちろん新規性もあるが、これがアートとの大きな違いであることは言うまでもない
商業的な面に目を移すと、今やインターネットで3次元の物体は注文・入手可能な時代だ。
これは楽天やアマゾンを例に出すまでもない
3次元空間の本屋さんが消えつつある現在、このような物販店は本当は何を売り物にしているかデザインし直す必要がある

僕が思うに、3次元の物販店は「体験」を売り物にしていると思う
安ければいいのであれば、インターネット通販の方が安い場合が多い
そう言う意味で家電量販店は、今後フードコートを抱え込む可能性が高い
家族の時間や会話の機会という体験が増えるからだ

品物以外を買いに来ているとするならば、それをもっと強烈に打ち出したデザインが望まれると思う
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by guild_hall | 2010-07-26 10:44 | デザイン
2010年 07月 22日

経験価値デザイン

それほど新しい概念ではない。
新しくはないけれど、「今現在の日本」では『一番必要』で、『一番導入しにくい』概念じゃないかと思う。

なぜなら、一番ベンチマークがとりにくいからだ

「経験価値マーケティング」と言った時点で、一番使い物にならないデザインができあがる
典型的な醜悪な例が、地場産業のある地方博物館だ
「郷愁」「文化」「技術」「知識」「ノウハウの伝搬」「歴史」などを建物に詰め込んだ地方にある美術館・博物館は、いくつもある。
「こんなにうまくいっている」という話をあまり聞いたことがない
ポイントは、マーケティングとしてもっともらしい答えを集約したところ(ベンチマークをとる)で、人はあまり反応しないと言うことだと思う

集約はできないなぁと言うのが持論。
一点突破。これに限る。
というか、思いついた「経験」を新たにデザインして、荒唐無稽であろうと10人以上にシェアしていく
するとシェアがこなれて非常に強い「抽象化された新たにデザインされた経験価値」ができあがる

これはビジネスモデルにも成り、いち担当者のポケットには収まらないくらいのビジネスの可能性を含んでいるだろう

この不況だと言われている日本にとって、ベンチマーク、マーケティングに頼るのも良いが、荒唐無稽な経験価値を大事にして世の中に出すのが、現状をブレークスルーする第一歩だと思う
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by guild_hall | 2010-07-22 11:08 | デザイン
2010年 07月 09日

「情報」のデジタル化って...???

今日デジタルパブリッシングの展示会:ビックサイトに行ってみた
?????という感じで、なんだか釈然としない気持ち悪さがあった

ビジネスパートナーの先輩と、昼を食べながらディスカッションしたらようやくわかった

「情報」のデジタル化って、何も変わっていないのだ。
だから何もワクワクしない。
新しい体験が何もない。いや、何もなくはない。
あるのは、ページをめくる動作だったり、重さだったり。
しかし、情報の深さを伝える展示がなかった。
更に知りたいという人の欲求を掘り下げる工夫のあるコンテンツはなかった。
だから、「で?」という疑問符でいっぱいだった

あのままでは、ビジネスチャンスがあるにもかかわらず、通り過ぎてしまう

「こうなんです」という新しい市場改革のような、立場が必要だと感じた
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by guild_hall | 2010-07-09 21:42 | デザイン
2010年 07月 04日

社内のよくある会話と業績向上

僕が勝手に想像するに、会社でよく交わされる会話ってこんな物なんじゃないかと思う
「売り上げ上げろ」「売り上げ上げるには」「売り上げ上げたい」.....売り上げ
「シェアを獲得」「シェア拡大」......シェア
「お客のニーズをつかむには?」「お客のニーズをつかめ!」.....お客さんのニーズ・要望
「増収」「減益」「利益」「コスト」「人件費」「固定費」

よーくみると、「取るか」「取られるか」という会話の質だよね?

ちょっと前になるが、
「ヤクザだけど、クッキー焼いたよ」
というのが本にもなり評判になった。
内容はともかく、この字面「ヤクザ」「焼いたよ」に着目すれば、やっていることは「ヤクザ」だから非合法なことかもしれないけれど、
「焼いたよ」の部分は、人に向かって「何か(この場合はクッキー)提供している会話の質」がすごいなと思う。

合法的だけど「取るか」「取られるか」という会話の質と
非合法かもしれないけれど「提供している」会話の質の差が面白いと思う

そして、「ヤクザ」と「クッキー」「焼いてくれる」というアンバランスなところに着目されて人気が出たのかもしれない

本当はヤクザかどうかわからない人だとすれば、会社とヤクザって、どちらが泥棒に近いかわからない
こんなところが業績を上げる最初の一歩なんだと思う
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by guild_hall | 2010-07-04 12:42 | デザインの姿勢
2010年 07月 04日

景気の回復!!

報道と数値的には回復基調。
今までなら、日本全体的に景気が良くなるはずだった
しかし、中小企業の多くは景気が回復していない

なぜか?

輸出など、外に向いている企業の業績は回復しつつあるだろう
なぜなら、製造コストを下げるために、中小企業の仕事を海外へ移転させて何とかやりくりしているから。
単純に、中小で受けていた仕事は、海外へ移管された。
輸出関連メーカーに勤めていれば良いが、すべての会社員がそう言うわけではないのだ
ある意味、江戸の鎖国時代とあまり変わらない
つまり出島など、貿易の許されているところは、それなりに潤うが、そうでない大多数の日本人には潤うわけではない

そして、そう言った輸出関連企業の多くは、日本に在籍している必要がないくらい大きくなった。

じゃぁ,大多数の日本の中小企業はどうするか?どうやって生き延びるか?
改めて日本の特産品を現代にアレンジして輸出するか?
日本連合の中小企業団体を作って、海外へ進出するか?
純粋に国内に目を向けて、自給自足に戻って農業、酪農に鞍替えするか?

宣言こそしていないが、経済状況は鎖国状態と同じで、いつまでも夢を追いかけていてはいけないというところに立とう
控えたり、いじけている場合じゃぁないんだ
いま、海外に向けて進むには厳しいと言えば厳しいが、今こそチャンスだ。
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by guild_hall | 2010-07-04 01:42 | デザイン