デザインのつぶやき

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2007年 07月 31日

インストールワークショップ開催

勝手に名付けたタイトル:インストールワークショップ
デザイン手法を伝え、それを実務に生かすように工夫したワークショップを某メーカーーのインハウスデザイナーに対して開催した。


とかく硬直しがちなインハウスデザイナーにとって、「手法」はやはり魅力的なのだろう。

今までは学生に対して行ってきたことを、実践経験のあるプロのデザイナーに対して行ったのだから我々にとっても珍しい試みだ。

内容は、活動を基盤とするデザイン開発手法を、いかに実務へ結びつけるかという難易度の高い内容だ。
いわゆるペルソナやシナリオベースにしたユーザーを考慮したデザイン手法をさらに進化させた、体験ベースのデザイン開発手法である。
それを夢物語で終わらせず、いかにしてロードマップにしていくかという事へアプローチした。
参加した方々から、今までとは違うデザインのワークフローである点の感想を得て、ワークショップ自体の成功の手応えを実感した。

開催にいたるまで先方の担当の方、上司の方の協力があってこそうまく行えた事は、火を見るよりも明らかだ。
本当に感謝。

但し、黒澤明監督の「七人の侍」でも言われている。
「勝ったのは百姓だ」のとおり、僕らはあくまでも外の侍に過ぎない。
そこで生きていくインハウスデザイナーの今後の努力の方がよっぽど尊い。

本当にインストールできたかどうかは、彼らにかかっている
それ故、すごく期待している。
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by Guild_HALL | 2007-07-31 02:39 | デザイン
2007年 07月 23日

依頼された仕事の意味を考えよ

ここのところの疑問の一つの解決案が浮かんだ。
疑問とはこうだ。
「なぜ、一つの使い慣れたソフトにこだわるのか?」
前回まで記していた、イラストレータを使用した使い回しの効かないワークの事だ。

これは別にデザインの世界だけに当てはまらない。
「言われたこと(依頼)を、自分がすでに持っている知識だけで、結果を得ようとするとこうなる」という事例だからだ。

本当のところ、依頼側は、結果が欲しいのであって、過程ではない。
過程(プロセス)をないがしろにしているわけでは決してないが、結果の方が重要であるという意味だ。
プロセスはむしろ、その結果の妥当性を証明するため、対になって提示されるべきモノだ。

話を元に戻す。
その「結果」というのは、「果実」であっておいしくなくちゃいけない
「いつもと同じ通りに作っていて良い」というわけでは決してないはずだ。
いつだって同じような結果であっても、違う要求が存在すると思った方が良い。
それは仕上がりの時間であったり、質の高さであったりするはずだ。
そうであるなら、やはり工夫が必要でまさに「がんばって、やり方を変えてみる」必要があると思う。

依頼された仕事の意味を考え、自分の持っているスキルと足りないスキルを検討し、どうやって依頼された意味以上の成果を上げていくか?
それがよいデザイナーたる条件だろう。
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by guild_hall | 2007-07-23 14:11 | デザイン
2007年 07月 14日

自分の時間単価を知って働く

メーカーのインハウスデザイナーに限らず、フリーランスでさえ自分の時間単価に対する意識は薄いのではないだろうか、と考える今日この頃である

コスト意識は、誰でも持っている。これを否定するつもりはない。
でもここで言う「コスト意識がある」といっている「コスト」とは、物品を購入する場合、生産する場合のコストであって、自分たちが働くというコストではないということだ

つまり、どこで買った方が安いとか、ここで作ると生産価格が上がって販売価格の上昇を抑えられないという物品を購入/生産する場合のコスト意識は多くの人が持つ。

でも自分たちの残業や徹夜、それを「大変だ」と不平不満にすること、はあっても、その不平不満を減らそうという意識は薄い。
むしろ、そうすること、「徹夜や残業がクリエーターとしてのこだわり」だとする場合の方が多いのではないだろうか?
いや、べつに、徹夜や残業が必要な場合もあるから、全てを否定するわけではない。

ちょっとは話が見えにくくなったので、今日のつぶやきタイトルに戻ろう。
労働時間が長くなって、収入が変わらないなら、不平不満を言う前に、自分の時間給は下がっている事に意識を向けよう。
自分の時間給を変えずに、労働時間が長いなら、収入を上げよう
そう、自分の時間単価に意識を向け働こう。
その時間単価のコスト意識を持とう

残業や徹夜、労働時間の長さを嘆く前に、どうやったら労働時間を減らせるか考えながら仕事をしよう
いくら考えても、労働時間が減らせない場合。
仕事量を調整しよう。
仕事量を減らすこともままならず、時間単価を低いまま仕事…なんていつまでもできることではない。

それはもう廃業するしかないのだ。

それでもこの仕事を続けたければ、不平不満を言わずクリエイトして欲しいと願う。
そう、単純にデザイン料金が高くても依頼される人の所には依頼される
それが身の程にあった、社会が認めた価格というのかもしれない

依頼されるデザインの料金が低いのは、自分が社会から必要とされていないかもしれない。そうは思いたくないからやり方を工夫して、今ある仕事をやっていこう
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by Guild_HALL | 2007-07-14 02:07 | デザインの姿勢
2007年 07月 13日

イイ女・イイ男・イイデザイナー

ズバリ、ハッキリ言おう
いつもドキドキさせてくれる人だ。

良い意味でも悪い意味でも、期待させてくれるし、わくわくさせてくれる
そういう存在に僕はなりたい。

それには
 夢を語れる
 ポジティブに捉える
 時間はかかっても着実に進めていける
 人を不快にさせない
 人に希望を与える
 多少ヘタレな所を持っている
 それでもあきらめない
などなどが大切だと思う。

そういうデザイナーには、(男も女も関係なく)、誰でも仕事を頼みたいor一緒に仕事をしてみたいと思うのではないだろうか?

まだまだ、及第点には遠いな…
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by Guild_HALL | 2007-07-13 01:10 | デザイン
2007年 07月 11日

業務アプリケーションについて今気付いたこと

デザインの世界で、コンピュータを使うようになってずいぶん時間が経つ。
イラレ(アドビ・イラストレーター)もバージョンは、13になるのだろうか?

デザイン系の学校でも、イラレは定番アプリだ
フォトショ(アドビフォトショップ)よりもメジャーなのではないだろうか?

確かにページモノを作るには便利だ。

WEBにしても、初期レイアウトを決めたりするにはよく使うだろう。

先日、銀行のATMやコンビニのキオスク端末のような画面遷移の多いコンテンツのデザインを手伝った。

やはり、そこでもイラレは大活躍だ
200画面近いGUIを、イラレでシコシコ作り、JPEGで書き出しプレゼンテーションソフトに貼り付け、エクセルで部品表を作り、フォトショで最終画面とそのパーツを作り…
イラレで作ったテキストで、テキストの承諾をとっているから、それをコピーペーストしてフォトショップで再レイアウト。
しかしイラストレータデータは、最終デザインではなくあくまでも画面要素の確認書類でしかない。

前の回でもつぶやいたが、仕事の最終形は大事だ
いくら使いやすいからといって、最終納品形態に合わないソフトはある段階できっぱり決別するべきだと思う。
欲しいのは、画面のパーツであって、イラレで表現された「何か」ではない。
イラレはページモノを作るには適しているが、ユーザが使う遷移モノには適していない。

改めて道具の使い方を学んだ、良い機会だった。
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by Guild_HALL | 2007-07-11 03:29 | デザイン