利益というのは売上金額ではなく、売上金額からアルバイトの人への給料や、日割りや月割りした減価償却費や家賃などの経費を引いた残り。
経理的には、経常利益というだろう
デザインという仕事は、一般的な仕入れが少ない分、利益は出やすい
(当然図書研究費など、見たり読んだり参考にしたりという勉強にかかる費用の方が多いので、何ともいえないが...)
聞いた話では、街中の印刷屋さんは印刷受注がほしいために、チラシなどのレイアウトデザインをすることが少なくないという。
ほとんどデザイン料をとらずに.....
それがまかり通るので、ロゴタイプやCIなどをやっても、時間がかかる割に金額的にやすくなっている状況もあるそうだ
本来ならCIやロゴというのはクライアントがそれを使って看板にして、利益を上げていく先鞭を切る物であるはずなのに、そのありさまはいかがなものか?
確かに会社として存在していると、利益が上がらなくてもお金をいくらかでも入れなくてはいけない。薄利多売になろうとお金は回して、自転車操業でも続ける必要があるなら続けなくてはいけない。残業代がほしいなどと言ってられないのも事実だ。
利益の少ない仕事を数多くこなし(そのためには徹夜も行い)、続けられるところまで続けるのがいいと思う。
会社を変えたり、仕事のやり方を変えたり、デザインのジャンルを変えたり、工夫をするのがいいと思う
ただし、一般的に人気のある業界というのは供給が多いだけに、利益は少ない物だということは念頭に置いてもらいたい。
かつてのDTP業界、いまではWEB制作業界もかなり利益を出すのは苦労しているはずだ。