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デザインのつぶやき

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2008年 02月 07日

デザイン会社病?

一般的な会社にも言えるかもしれないのだが、僕の経歴てきに過去2社にお世話になったことがある
最初の会社はR社は60人くらいいて、半分が意匠を担当するデザイナーで、残り半分がモデル制作を担当するデザイナーと呼んでいた。(モデラーと言えばモデラーだが...)
モデル制作技術は非常に高く、K社のF1カーのミニカーを担当したり(図面など見ず雑誌などの撮影を参考に制作する)、いわゆる変形ロボのおもちゃなども彼らの手によるものが多い。

2社目のU(N)社は入社当時は20人以下だったが、退社時には30人以上いたような気がする。
いまや50人規模のユーザビリティを専門にするデザイン会社だ

そのどちらにも言えるのだが、ノルマというのは存在する。
当然といえば当然だが、ノルマを達成しなければ会社の拡大はあり得ないし、また現状維持もあり得ないからだ。

さてここからが問題になってくる
ノルマを達成できないとき、それは誰の責任か?
両社ともに言えるのは、「ある特定個人」を生け贄にして「こいつが悪い」という体質があること。
「Aさんが事故で入院したために、売り上げが達成できませんでした」
「Bさんが忌引きで休んだために、仕事が遅延して請求が間に合いませんでした」
そういわれないように、徹夜、等の過度の労働が続くことが日常化する
-->「定時は夜の11時ですかねぇ....」ということが日常化する

給料はそれなりにもらえるので(残業は付かなくても)社員はみな満足かと言えば、疲弊しきっているので会社への帰属意識は薄い。
お金より休みが欲しいという感じであり、ただの「経験を積むための場所」になっている。

皆さんのデザイン会社ではどうでしょうか?

by guild_hall | 2008-02-07 08:28 | デザイン


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