デザインのつぶやき

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2007年 06月 15日

ポートフォリオと就活

デザイン系の学生の多くは、作品集なるポートフォリオを持って就職活動をする。
そこには学生の課題が写真や文字でカタログ化されている
それを履歴書と一緒に送ったり、面接を受けたりするのだが、たいていの学生はツボを外したところを作ってやってくる。
学生は
「いかにその作品がすばらしいか」を蕩々と熱く説明する。
または、
「こんな事をやりました」を淡々と述べる。語る。

面接官は、何をポートフォリオから見るかというと、
1.器用さ
 きれいにレイアウトされ、見やすいかどうか
2.わかりやすいかどうか
 考え方や新規性が、インパクトあるように伝わるか?

デザイン系で見られるのは大きく分ければこの2つくらいだろう。

1の器用さは、単純に即戦力になるかどうか、使い回しが効くかどうかだし
2のわかりやすさは、デザイナーとしておもしろいモノが出るかどうかだ。

蕩々と熱く語られても、それは学生の範囲でしかなく、一発芸かどうかは、1の器用さを見る目で見ればわかってしまうものだ。
何をやったかを述べられても、毎年その学校から学生が来てればどんなカリキュラムをやってどんなモノを作るかなんてわかっているものだ。

では何をポートフォリオに書けばいいのだろうか?

では、そんな質問をするあなたに聞こう 「何を学んだのですか?」
学んだ事というのは、困ったことやうまくいかなかったとき、どの様に解決して作品に反映させたか、これのことを指すと僕は思う。
うまくいった時なんていうのは、まぐれか全く学んでいないのと同じだ。
(ひょっとしたら、その人は天才で学ぶ事なんてなかったのかも知れないが…)

でも、天才は会社にはいらないな。
組織を作れないから。

学びをうまくポートフォリオに反映させてくれと、僕は熱望する。
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by Guild_HALL | 2007-06-15 02:44 | デザイン


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