デザインのつぶやき

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2007年 03月 09日

デザイン意匠の善し悪し

単に「見てくれ」のはなし。
僕的には、デザインでいつも焦点が当てられる「意匠」の善し悪しは、「他との比較」だと思っている。
「このモノには、このデザインにはあり得ない」という会話でも、「商品性」と「意匠性」が一緒に取り上げられているが、やはり「比較」した上で「あり得ない」と感じているはずだ。

最近は、安直なモノが多いし、かつ、意匠品質が落ちていると思う。
商品のライフサイクルが短くなり、低価格化が進み、デザインにかけられる時間が少なくなっているのだろう
デジタル家電の代表的な携帯電話の画面やその他のプロダクト製品全般にいえるだろう。
デジタル化や機械化で、短くできるところは短くできるのだが、デザインという発想の時間は早々短くならない
短くするには、良くモノを見て自分の中にたくさん経験を蓄積しなければならない。

アナログの「腕時計」を例に見てみよう
おそらくこの100年は、基本的にそんな大きな進化はしていない。
(精度は上がったり、電波時計などの先端的な事はあるが)
文字盤を見てみる。
国産の比較的安いモノから、高額なモノまで…
そして外国メーカーの輸入品を見てみる…
バランスがどことなく、ぎこちない国産品を確認していただけただろうか?
ほんのちょっと太さが違ってたり、もうちょっとだけ位置が違っていたり大きさが違っていたり。
そういうすごく微々たるバランスが悪い。
高級品ですら、材質、質感はよさげだが、最後の最後で、重箱の隅をつつくような点で意匠デザインが劣っていると感じる。

こういうのは、みて比較して、経験しないとわからない
アイデア出ししているときは、自分の表現かもしれないが、製品化に進めるレベルでは非常に他者の視点的な目を求められる事に留意したい
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by Guild_HALL | 2007-03-09 17:46 | デザイン


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