母校:
多摩美術大学の芸術祭も開催中であるが、僕のゼミの教授がデザイン学会/情報デザイン部会と情報処理学会第140回ヒューマンコンピュータインタラクション研究会と情報処理学会SIGUBIユビキタスコンピューティング研究会の合同研究発表会を聴講してきた
感想は、現在の僕の興味関心の領域に、今回の発表の多くは入っていなかったということ。
教授の発表の中で興味深いのは
デザイン:作ってから考える
学問:考えてから作る
という気付きだ。
つまりデザインは
wants(欲しい物を表す) --> make(作る) -->appreciate(味わう) --> understand(理解する)
という脳みその流れに対して、学問はその逆のパラダイムを持っているようだと言うこと
そしてビジネスはどうかというと、デザインと同じなのではないかと思う
特に現在、「現在日本が元気ない」と言われ、新しいビジネスは(日本から)起きてこない
仕事自身もオペレーションという、どう効果的に数字を上げて扱うかに特化しているように思う
それがビジネスだと多くの人も言うことだろう
本当にそうだろうか?と疑問を持っているのが僕だ
wants(欲しい物を表す) --> make(作る) -->use(使う) --> pay(お金が流れる)
学問のように逆には行かないような気がする
(useとpayが逆ではないかと言う方もいるだろうが、使うイメージがわかない物は誰も買わない。
仮想的に使っていると思うのが僕の意見)
それ故、
学問は、記録が残る(確実に!最たる物が論文だ)
デザインをし続ければ結果は残る(デザインされた成果物は残る)が、基本的には行動が表されていると思う
結果ではなく、行動そのものは記録に残りにくい
それが「生きている!!」ってことだろうなぁ