大抵、人は人の話を聞いていると思っている
コーチングの技術でも「傾聴」という
実際の所、ほとんど人の話を聞いていない。
というか聴き方が、次世代デザイナーのためにはできていない。
具体的にどのように聴いているか、書き出してみよう
例えば、「愛している」と聴く場合
1.まず音を「 あいしている」と聞く
2.すると脳みそが、「あいしている」の意味を探し出して、意味をとらえる
3.そして自分が「愛されていること」がわかる
こんな感じ。
次世代デザイナーとしては、これを発展したい
1.「あいしている」という音を聞く
2.その人はどんな人で、なぜこのような表現をしたのか、創作して聞く
3.その創作によっては、憎しみを込めてのことなのか、親愛を込めてのことなのか、どちらも選択可能にする
よって、「ふざけるな!!」とか「これをこうしてほしい」と言われたとき、言われたままにならず、いつでもクリエイティブな応えができるというものだ
これは言われたことを先読みして、行動せよと言うことでは決してない
発された音から発言者の意図を再度自分の頭で創作して、コミュニケーションをとると言うことだ
これは訓練を要するが、これに慣れるとコミュニケーションは非常に容易だ